脱サラコピーライターのほぼ日刊ブログ

脱サラコピーライターのほぼ日刊ブログ

元大企業の営業戦略&数値分析担当のサラリーマンが二児の子供を養いながらコピーライターとして独立した頭の中を淡々と書く。マーケティングや心理学の事を中心に、たまに子育て話を書くブログ。

【通販】えっ?国内で買う方が高いし危険!?海外を使うべき3つの理由

【スポンサーリンク】






僕は結構早い段階からネット通販を利用してるので、実はAmazon楽天も利用歴が長い。ヤフオクも兄弟からの影響でまだまだルールやモラルが粗い頃から使っていた。

最近では一般の人もAmazon楽天くらいなら普通に使うし、主婦層はメルカリも頻繁に利用する。

でも知り合いの話を聞くとちょっと気になる事がある。それが

国内の通販しか利用しない

という事だ。実は今こういう人達がかなりの危険に晒されている。海外から買う事のメリットも享受できていない可能性がある。

海外通販は難しくない!

という前提で海外通販利用をオススメしたいと思う。

海外通販って?

海外通販と言ってしまうとかなりの種類を含むことになる。Amazon楽天、その他海外の大手ショップ、インターネットモール、ブランドのショッピングサイトなど。

これらを全て対象にするとややこしいので、ここではAmazonに絞って話を進める。これだけでもかなりのメリットを感じてもらえるはずだ。

Amazonの海外通販登録方法

特に必要ない。実は昔はアカウントが違った(と記憶している)が、今は国内で取ったAmazonのアカウントで海外のAmazonも利用できる。だから今すぐにでもアメリカでもイギリスでもどこのAmazonでも利用可能だ。

ちなみに各国のAmazonサイトに行きたければ、Amazonのページの一番下の方にある各国の名称が書いてあるリンクをクリックすればよい。そして、いつも通り検索して目当ての商品を探すだけだ。

何でも買えるの?

答えはものによる

Amazonのアメリカのサイトの場合は
(amazon.com)

This item does not ship to ***
Sorry, this Seller doesn’t deliver to Japan

とか表示されるものは日本への配送を請け負ってくれない商品だ。だから送料を払うと言っても無理。

This item ships to ***, Japan.

となっていれば問題なし。ただし多少時間がかかる(10日〜2週間程度)。早く送ってもらう事も可能だが、送料が一気に跳ね上がるのでオススメしない。

ちなみにイギリスのAmazon(amazon.co.uk)だったら

NGの場合:Sorry, we can't deliver this item to Japan
OKの場合:This item can be delivered to Japan

と表示される。NGの時は赤字なので分かりやすい。

ちなみに買えない事に気付かずに決済手順を進めても、最後の同意の前に、「発送できません」というエラーメッセージの画面になるので買ったのに送ってもらえない、という事態にはならないので安心してほしい。

Amazonの海外通販を使うべき3つの理由

なぜいまさらAmazonの海外利用をオススメするかというと、実は国内の通販が結構危ないという危機感を持っているからだ。だから本当に欲しいものを適正な価格で買う為に、ぜひ読み進めて欲しい。

その1 実は国内通販は案外危険

最近自分自身も引っかかりそうになったし、友人も引っかかった。通販詐欺に。でも実はとってもマイルドな詐欺の手口で今後も増え続けそうな予感。

例えばよくある例が、国内のランドなどが展開している数量限定の人気商品。どこのサイトも売り切れ続出だけど、なぜか品揃えが豊富且つちょっと安い店がある。すでにちょっと違和感があるのだが、ここに辿り着くまでに相当検索して、どこも売ってない状況に心が萎えそうになっている。

正にその心が折れそうな瞬間を狙ったかのように検索ヒットするのが中華詐欺サイトだ。一見ブランドの正規のネット・ショップに見えるような作り。なぜか20%OFFの違和感にも敏感に反応できない。やっと見つけたサイトだから疲れてすがりたくなっているのだ。

僕の時は一応販売者を確認したら住所や登録情報に違和感があったのでやめた。で、ドメインチェックしたら、案の定詐欺サイトだった。

やり方が巧妙

友人は同じ流れで気づかず購入。でもメールのやり取りなどから違和感を感じ(日本語下手なんだよね。詰めが甘い)、詐欺と気づいた。で、カード会社にお願いしたら、返金された模様。

ここが上手いやり方で、実はカード決済を登録してるのは実際に詐欺サイトを運営しているところの親会社。親会社はカード会社とのやり取りには真摯に対応する。かといって、子会社のサイトを潰すわけではない。泣き寝入りというか、抗議やクレームを出さなかったらそのまま頂く。何かあれば親会社がカード会社との間に入って返金処理を行う。

だから詐欺というかなんというか。やり方がマイルドだ。友人も割とあっけなく返金された。しかもこの手のサイトの商品金額が大体1万円〜2万円というところも絶妙な価格帯選びの結果なのだろう。普通に検索すると国内通販ショップと全く見分けがつかない。だから危険なのだ。

じゃあAmazonは安全?

わざわざAmazonではないサイトから買おうとしたという事は、国内のAmazonでは取り扱っていなかったという事だろう。その場合は試しにアメリカ、イギリス辺りのAmazonを検索してみる。

そこでプライム対象になっている商品などを選ぶ。Amazonの発送扱いになっている商品であればまず詐欺などの被害にあう確率は減る。絶対という保証は無いが、国内の怪しいサイトから買うよりも、海外Amazonの方がよっぽど信頼できるのだ。

プライム会員ならAmazon独自の保証も申請できるので、揉めても非がなければお金は帰ってくるだろう。

その2 安い、ぼったくられない

国内通販でよくやる手法が、”転売”というやつだ。これで結構儲けている業者も多い。

日本未入荷のもの、国内品薄のものをオーダーを受けてから海外輸入し、手数料を上乗せして売る。もちろんかなり正規価格よりも高い金額になる。

僕の場合、最近だとネティポット用の道具が良い例だ。ネットで探していたらドイツで人気の医療用プラスチックを使った NoseBuddy という商品を見つけた。これは正規価格だと約15ユーロ(2000円しないくらい)。

でも国内の転売にかかると、なんと一番高いもので1万円を超すものがある。安いものでも8000円くらいから。

で実際にアメリカを検索したら20ドルくらい。で買おうと思ったら送ってもらえない。イギリスもダメ。しょうがないから本場ドイツならあるか?と思って検索したら、なんと日本への発送OKの業者がある。

だからドイツから個人輸入した。送料込で40ユーロ強くらいだ。転売業者が8000円くらいで売ってるから3000円くらいの得だ。別にそんなに苦労もしてない。5分、10分手間が増えるだけのことだ。

転売業者の気持ちも分かる。大して売れない商品をわざわざ輸入して売るなら、1個当りの手数料を高くしないと割にあわないからだ。でも、その分何も知らない人がそのまま買ってしまったら、数千円高く支払う事になる。

在庫を抱えているところならまだスピードという利点があるが、オーダーを受けてから輸入というところも多いので、その場合は自分で頼むスピードより更に遅い。

「でも、ドイツからどうやって買うの?」

という疑問が残ると思う。実際にはこんな感じだ。

amazon.deで検索。かろうじて商品名は分かる。

商品購入へ進む。全く読めない

住所を選択。全く読めない

購入完了らしきページ。全く読めない

購入完了時のオートメールらしきメール。全く読めない

でも商品はちゃんと届いた。領収書は全く読めない

Amazonはほぼ全世界共通の画面イメージなので、大体どこをクリックすればいいかくらいは分かる。

本当に心配なら翻訳をかけながら買えばいい。大した文字数じゃないし。

海外のAmazonで値段を調べる癖を付ける

特にニッチで海外製の製品。正規代理店があってもかなり手数料を取られている事がある。

有名どころだとpatagoniaなんかはアメリカとの価格差をよく指摘される。

僕が最近思ったのは Vitamix という超強力ブレンダーだ。海外サイトから直販で買えば200ドルくらい安く買える。電圧がアメリカの方が高いからアップトランスを買うんだけど、それを足しても1万円くらい安く買える。

こういうのは結構多い。だから「ついに日本上陸!」とか言ってるものは要注意だ。必ず海外サイトでの価格、直輸入可能かどうかを確認しよう。

ちなみに、医薬品関連は別の意味で要注意。これは正規代理店を通した方が無難だ。オリジナルの成分が国内では許可されてなかったりして、国内用にカスタマイズされてる可能性がある。

その3 国内で買えないものが買える

実はこれも結構大きい。日本で人気で買えないもの、日本で発売になってないカラー、モデル。そんなものは山程あって、検索をかけてみると見るだけで面白い。で、その中から日本へ送ってもらえるものを選べば良い。もちろん送料はかなり高いが、人とかぶりたくない、という人にはうってつけ。

特に海外展開キャラクターもの

個人的には子供用のアイテムでキャラクターもの。ディズニーなどの世界展開しているキャラクターものは特に、日本の各メーカーが独自企画で販売してるので、海外を見るとラインナップが全く違う。

あとは玩具だ。ウチの場合は木製レールのトーマスシリーズなどを買ったりしている。他の玩具も日本で買えないものが多数あるので、見てみるだけでも面白い。国によって子育てに対する思想も異なるので、当然玩具の作りや質、理論も異なる。だから色々な種類が見れてそれだけで楽しい。

意外とアパレルブランドも!

海外で有名なアパレルブランドの場合、日本上陸について、代理店スタイル、直営スタイル、ライセンススタイルという感じで色々な手法を取っている。

それらが影響しているかどうかは分からないが、実は海外で発売しているが、日本で売ってないものは多数あるのだ。直営店を日本に持っているブランドでもラインナップが異なる場合がある。ライセンスで代理店が独自企画しているものならなおさらだ。

僕の場合は海外でしか売っていなかったDIESELのスニーカーを購入した事がある。

「この色で、この形がいい!」

という場合は意外と海外で売ってたりする。なので国内で見つからないものは、試しにAmazon海外サイトで検索してみることをオススメする。

まとめ

海外通販は安心のAmazonから試す!

メリットは以下3点
+国内でも巧妙化した詐欺サイトが増えたのでAmazon内の選択肢を増やす方が安全

  1. 転売業者に高い手数料を払わなくて済む
  2. 日本未発売モデルなどが買える

という事で、万能ではないが、結構安く欲しいものが買える方法だと思うので、テクニックの一つとして持っておいてほしい。ものによっては数千円〜数万円得するものもある。

通販多用ユーザーは是非お試しあれ。