脱サラコピーライターのほぼ日刊ブログ

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元大企業の営業戦略&数値分析担当のサラリーマンが二児の子供を養いながらコピーライターとして独立した頭の中を淡々と書く。マーケティングや心理学の事を中心に、たまに子育て話を書くブログ。

仕事や子育てで限界を感じたら読む本5選

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割と小さい頃から本は読んでいたけど、社会人になってから読む数が一気に加速した。

読み漁っていると、自分の置かれている状況次第で読む本も変わるし、本からの印象も変わる。

現在の僕が置かれている状況、30代を迎えて、子育てと仕事について悩んだ時に学びを得た本を紹介する。

人を動かす:デール・カーネギー

カーネギーは、誰かに自分が望むことをさせるには、状況を一度自分以外の視点に立って観察し、「他人の中に強い欲望を喚起させる」ことで可能になると述べる。更に本書を通じて、相手に好かれる方法、自分の考え方に相手を引き込む方法、相手の感情を害することなく、あるいは恨みを買うことなくその人の考え方を変える方法を学ぶことができる。


累計1,500万部売り上げているオバケ本。

この本が名著なのは誰も疑わないと思うけれど、読んだことある、っていう程度の人も多い。「持ってる」とか。じゃなくて、10回とか読んでほしい本。自分が何歳になってもその時に応じて学びを与えてくれる本だと思っている。全ての基本を作る本。

僕のメンターもこの本を読んで、写経して、音声を聞くべきというくらい重視している。誰がどんな状況下で読んでも、

「ああ!あの時こうすべきだったのか!」

と思う本。

「神様でさえ、人を裁くには、その人の死後までお待ちになる。」
「どんな人間でも、何かの点で、わたしよりもすぐれているー私の学ぶべきものを持っているという点で。」

といった格言が多く登場するのもこの本の魅力。本の名前からは「人を操る方法」みたいに思われがちだけど、「人に気持ちよく動いてもらう為に自分をどう変えるか?」という内容だと思う。

影響力の武器:ロバート・B・チャイルディーニ

社会で騙されたり丸め込まれたりしないために、私たちはどう身を守れば良いのか? ずるい相手が仕掛けてくる“弱味を突く戦略"の神髄をユーモラスに描いた、世界でロングセラーを続ける社会心理学の名著。


これも何回も読み返してる本。

この本は知人から教わって、読んだら衝撃を覚えた本。こんなにも人間の心理を分かり易く教えてくれた本は無かった。今ではマーケッターで読んでなかったらモグリと言われるほど。ただ、個人的にはこの本は一般消費者目線で読んでほしい。これを読んだら、

なぜついつい買ってしまうのか?

という事が理解できるようになる。だから無駄遣いも減る。本自体も消費者が売るためのテクニックから身を守るというスタンスで書いてある。

イカちゃんクマちゃん:三木よう子

しっかり者のクマちゃんの家に、ちょっと強引で感情的なイカちゃんがやってきた。ふたり(!?)の生活に、クスッとなったり、切なくなったり、勇気づけられたり……。大人気【note】連載マンガ待望の書籍化!


えっ?

って思ったかもしれない。でも、どうしても読んでほしい本。こんなに少ないコマ数でこんなに感動させられた本は無い。2〜3コマまんが、というジャンルを築いたnoteの名作。2〜3コマしかないのに、様々な感情が刺激されるという新しい感覚を味わってほしい。

息抜きにもなるし、自分の感情の動きにもう一度目を向けられると思う。

450万PVは伊達じゃない。

親業:トマス・ゴードン

親業」とはつまり、子育てのことである。それをあえて親業としたのは、従来の子育てのなかでは、「子供がいかに育つか」と、子供のほうにばかり重点がおかれていたのに対し、本書では、「子供が育つ上で親がいかに関わるか」という親の側に焦点を当てて子育てを見直すところに、ひとつの大きな特徴があるからである。


親になったら分かる様々な悩み、「なんでこうなっちゃうんだろう?」「こんなはずじゃなかったのに・・・」そういう疑問や不安の答えになる本。本の中にも完全万能の方法論ではない、というような事が書いてあるが、少なくとも僕はこれで子供との関係構築に明確な軸ができた。

小学校受験させるべきか?
どうやったら天才児を育てられるか?

とかじゃなくて、子どもと親のコミュニケーションのあるべき姿を見せてくれる本。

究極の鍛錬:ジョフ・コルヴァン

世界的な業績をあげている人々はどこが違うのか? この問題を解くために気鋭のジャーナリストである著者は徹底的な調査を行います。そして、モーツァルトタイガー・ウッズビル・ゲイツジャック・ウェルチウォーレン・バフェットなど、天才と呼ばれる人たちは共通する原則に基づいて鍛錬を行っていたことがわかります。さて、著者が「究極の鍛錬」と呼ぶその方法とは?


「才能とかセンスが自分には無いから・・・」

って思ったら読んでみると良い本。これもメンターが推薦していた本の一つ。飛び抜けた発想や結果がなぜ生み出されるのか?そこに必要なものは何か?その答えが書いてある本。ある意味厳しい現実を突き付けられる本だけど、希望も感じると思う。

「ああそうか、という瞬間は何時間もの思考と研究の結果生まれてくる」

という一言からもこの本の厳しさと希望が垣間見えると思う。

まとめ

硬い本から緩い本まで上げてみたけども、どれも良い本です。今の現状に心が折れそうになったり、悩んだり、壁にぶち当たった時は是非読んでみてほしい。きっと本の内容が答えやヒントに気づかせてくれるはずだから。